dreamland.14


料理が運ばれて来るのを待つ間、華憐は行儀良く静かに座っていた。

言葉遣いも丁寧だし、物腰も落ち着いている。

まだ何処かあどけないから子供だとは思うのだが、一体何歳なのだろう。

「どうかなさいましたか?」

視線に気付いたのか、華憐が首を傾げる。

「ああ、いや……」

面と向かって年齢を訊くのは躊躇われて口ごもると、華憐が微笑んだ。

「いいですよ。貴方の方が年上なんですし、もっと普通に話して下さい」

「じゃあ、俺は今24だけど君は……」

「私は16です」

(16って、まだ高校生だよな?)

十代だとは思っていたが、そんなに下だとは思わなかった。

よく街で見かける女子高生と華憐では雰囲気があまりにも違う。

とても普通の女の子には見えない。

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