preciousjewel.07
「でも私も、向こうでは普通に女子高生をやっていたけど」
さらりと付け足された言葉に、蒼の思考は中断された。
「……それは、さぞかし浮いてただろう」
「失礼だね。私、順応力は高いんだから」
華憐はそう言って胸を張ったが、この娘が女子高生をしている所など、蒼には全く想像出来なかった。
「とにかく、早くお買い物して来たら?私の事は気にしないで」
「そういえば、あんたはこういうのに興味無いのか?」
外から見えるアクセサリーを指して尋ねると、華憐は首を傾げた。
「うーん、綺麗だなとは思うけど」
「じゃあ、他に何か欲しい物は無いのか」
思い返せば、こうして買い物をしている時に華憐が自分の欲しい物を買った事は無い。
服もいつも蒼が選んで買って来た物を着ているし、不満そうな顔を見せた事も無い。
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Reservoir Amulet