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意識を取り戻した信武と阿紋も近付いて来て、華憐の側に立った。
「蒼なら、大丈夫だよ」
「俺達がいては、逆に邪魔になる。見せ場は譲ってやろう」
そう言う二人に向かって不敵に笑い、蒼は前に出た。
身構えた相手の方に、剣を振り上げて斬り掛かる。
先程と同じように、敵の武器から電撃が走る。
その光を映したように蒼の瞳が輝き、眼差しは危険な程に閃いた。
「同じ攻撃が何度も通じると思うなよ」
目を細め、相手の持つ武器を睨む。
そして右手の剣を離し、手を前に出す。
その手に武器から放たれる電撃が一瞬の内に集まる。
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Reservoir Amulet