17
響が監視室から出て行き一人になると、紫陽は再びモニターに目を向けた。
あの日別れてから、もう会う事も無いと、死んだものと思っていたのに。
『私は自分の全てを賭けて、貴方の選択と戦います』
迷いの無い瞳でそう語った彼女は、今はどんな思いでこのゲームに出ているのか。
昔から国や他人の事ばかりで、その強さは残酷な程で。
それはきっと、何も変わっていないのだろう。
いつも清らかな瞳に痛みを忍ばせて戦いに出るその姿は、張り詰めた美しさがあって。
気高き意志が、常に目を前へ向けさせる。
だから、今一度知りたくなる。
あの強さは、何処から来るのか。
彼女を支え、奮い立たせているものは何なのか。
「是非もう一度話をしてみたいものですね、華憐」
自分の予想が正しいならば、彼女の強さは。
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Reservoir Amulet