05
華憐はテーブルを挟んで、紫陽と向かい合って座った。
「それでお話というのは?」
運ばれて来たお茶を一口飲んでから、華憐の方から尋ねる。
「少々疑問に思ったもので。何故貴女のような方が自らゲームに出ているのかと。優勝賞金が欲しいからではないでしょう?」
「このゲームのルールはあって無いようなもの。それは貴方もご存知の筈です」
華憐の含みを込めた言葉を、紫陽は笑顔のままで受け止める。
「その方が盛り上がりますからね。貴女も承知の上でゲームに出たのでしょう?」
「ええ。だからこそ勝ち進んで行けば行く程に、使わざるを得なくなるのではないかと」
「魔力を、ですか?」
「……はい」
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Reservoir Amulet