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「では、最終戦の特別なルールを説明します」

紫陽が表情を変えずに口を開く。

「まず、ゲームに参加するのは両チーム一名ずつ。そして、戦い方もいつも通りで構いません。見ている限り、皆さんはいつも手加減していたようですからね。どんな武器も力も使って結構ですよ」

暗にこちらの事を調べ上げていると告げる言葉に、蒼は目を細めながら言い放つ。

「じゃあ、俺が出るぜ。要は本気を出せば良いんだろ?」

「その通りです。僕も死者は出したくありませんしね」

「いいの?蒼」

華憐がそっと腕に触れて尋ねた。

その手を握り、大きな瞳を見詰めて言う。

「心配しなくても、俺は勝つぜ。俺が負けるところなんて、想像出来ないだろう?」

「……うん、そうだね」

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