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手を伸ばし、華憐の髪を撫でながら続ける。

「俺も一応騎士なら放っておけないだろう。見返りも大切かもしれないが、華憐はそれを考えて紫陽を信じてるのか?」

「違う、けど……」

「なら、そういう事だ」

そう言うと華憐はほっとしたように、屈託の無い笑顔を浮かべた。

「うん、有り難う。頑張ってね。私は応援しか出来ないけど」

「充分だ。せいぜい暴れて来るよ」

華憐が信武達と共にステージから降りた後で、紫陽の方へと向き直る。

ゲーム開始を待つ二人の視線が交わった。

「では、そろそろ始めましょうか」

「……ああ」





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