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大きくて澄んだ瞳が、真っ直ぐに問い掛けて来る。

『私は王家の者で、つい先程まで貴方が殺そうとしていた相手なのに変ですよ』

全くもってその通りなので、苦笑しつつ肩をすくめる。

『……本当にそうだよな。こんな筈じゃなかったんだが。あんたがこんなガキだと知ってたら、そもそも殺そうなんて思わなかったよ』

こんな愚かしい程に優しい少女が王女だったから。

強いのに、ふとしたら壊れてしまいそうな儚さを持って此処にいたから。

全てが狂い出す。

『ま、あんたがいつか王になったら良い国にしてくれるんだろうな。俺は見届けられるか分からないが、楽しみにしてるよ』

その言葉に込められた意味を悟ったのか、華憐が静かに蒼を見詰めて不意に手を握る。

『……ん?どうした』

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