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だから、そんな王女だから命と忠誠を捧げたいと思った。

彼女が何を考え、何を隠していても。

支えになりたい。

あの澄んだ瞳で見詰める未来を、どうか幸福なものに。

決意を込めて、手を固く握り締める。

幸福にならなければならない。

命と忠誠を捧げるべき少女の為に身を尽くせるなら。

騎士として、これ以上の誇りは無い。

彼女が王女であっても無くても、これだけは変わらない。

どうか彼女が一人の永遠に愛を捧げられるように、幸せに。





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Reservoir Amulet