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「うん、そうだね」

頷いて、街で買っておいた物で簡単な食事を済ませる。

片付けをしながら、華憐が空を見上げる。

「今頃、皆も国中の反逆者達を鎮めてくれてるんだよね」

「そうだな。本当は華憐が直接全部行けたら良かったのかもしれないが、華憐の体は一つだからな。行けない所はあいつらに任せておけば大丈夫さ」

「うん。私は一人じゃないから。だから皆を信じて頑張るよ」

「……ああ」

微笑み合って視線を交わして、蒼はすっと立ち上がった。

「どうしたの?」

「寝る支度をするんだよ。華憐も夜更かしせずに早く寝ろよ」

「どの口でそういう事を言うかなあ」

「細かい事を気にするなよ。じゃあ、お休み」

優しい声でそう言って、蒼が離れて行った。

華憐は一人になると息をつき、近くの柔らかな草の上に毛布を広げて横になった。

体に伝わって来る地面の冷たさや固さにも、もうすっかり慣れた。

風が木々を揺らす音を聞きながら、いつしか引き込まれるように眠りに落ちた。





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