desolatecity.22


その言葉に、蒼は当然のように答える。

「だって王女様は此処にいるじゃないか。国の為に怒れるあんたこそ支配者に相応しいと、俺は思うぜ。協力してやるよ、俺に出来る限りはな。剣として盾として、俺を使えよ」

「…………」

華憐は泣き出しそうな顔をして黙り込んだが、やがて強い瞳で蒼を真っ直ぐに見詰めた。

「有り難う。今の私は小さくて、一人で出来る事などありはしない。王家を捨てたも同然だから、もう王女を名乗る資格も無い。それでも、こんな私でも良いなら力を貸して、蒼。貴方がいてくれれば、私はとても心強いよ」

「よし、決まりだな」

満足そうに頷いてから、傍らの立て札を見る。

「さて、後は残りのメンバーをどう集めるかだが……」

「あ、そうだね。四人一組って書いてあるし。あと二人、誰を誘うの?」

- 43 -






[*前] | [次#]

しおりを挟む


ページ:



Reservoir Amulet