fictionstory.18
一人城に残されたあの静寂を、胸が千切れそうなあの孤独を思い出すと、蒼を見捨てて犠牲にするなど考えられなかった。
幾ら蒼が強くても、人は何処で命を落とすか分からない。
これ以上、誰かを傷付けたくはない。
華憐は、蒼を追って懸命に走り出した。
後に付いて来た華憐に、蒼は驚いた顔で叫んだ。
「何やってるんだ、早く逃げろ!」
その声と同時に、武器を握った男達が華憐に向かって来た。
剣を構えて飛びかかって来た一人の攻撃を交わし、逆に腕を掴んで勢いを生かして体当たりをする。
倒れた男の手から素早く剣を奪って構え、何人か気絶させた。
しかし怒った男に思い切り顔を殴られ、思わず地面に倒れ込む。
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Reservoir Amulet