nostalgiamind.14


旅支度を整えた四人は、本部に住む皆に見送られて門の側に立った。

「華憐様、どうかお気を付けて。おい蒼、しっかりお守りするのだぞ」

騎士団長に名指しで注意された蒼は面倒そうに答える。

「ああ、分かってるよ。それより、じいさんこそちゃんと分かってるんだろうな。こいつが、王女が生きて此処へ来たなんて絶対に他へ知られないようにしてくれよ」

「誰に向かってものを言っている。そんな事は百も承知だ」

孫にそう言い返してから、信武と阿紋の方を向く。

「二人も、この方の事を宜しく頼むぞ」

「はい、心得ております」

「騎士団の名に恥じぬ振る舞いをする事をお約束致します」

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