gamestart.06


建ち並ぶ店は品揃えも良く、思ったよりも早く必要な物を買う事が出来た。

蒼が紙袋を抱えながら辺りを見回す。

「雰囲気は良くはないが、取り敢えず生活はして行ける所みたいだな」

「……私は蒼の口説きっぷりに驚いたよ」

華憐は深く息をついて続けた。

「いつもそうして女の店員さんを騙くらかして値切ってたんだね」

「人聞きが悪い事を言うなよ。おかげで安く買えたんだから、良かっただろう」

軽く言って、先程から目を付けていた裏路地の方へと歩き出す。

「え?何処へ行くの?」

慌てて付いて来た華憐にさり気なく答える。

「折角来たんだ、情報収集して行こうぜ。こういう街では、一本路地を入れば欲しい情報が手に入るからな」

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