gamestart.07
「欲しい情報って……」
「ゲームの事、主催者の事とかだろ。ただの噂でも、その中に案外真実が隠れてたりするんだ」
蒼の言葉に華憐は黙って頷き、共に裏路地に足を踏み入れた。
店が並ぶ表通りとは違い、そこは昼間でも日が射し込まないような所だった。
露店で怪しげな品物を売る商人や、派手な服装の女が無遠慮な視線を投げて来る。
蒼は先に立って立ち止まる事無く足早に歩いていたが、やがてふと足を止めた。
振り向いて、後ろの華憐に小声で言う。
「あいつら、どうやらゲームの参加者らしいな」
「え?」
「耳を澄ませてみろ」
言われた通りに耳を澄ませると、確かにゲームという単語が聞こえた。
少し向こうにいる数人の男達は、まだ二人には気付かずに話し続けている。
更に話を聞こうとした時、男達が辺りを窺うような様子を見せた。
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Reservoir Amulet