01
高千穂宮から、飛龍達は豊後へと様子を見に来ていた。
「ふむ、この辺りは中々平和そうだな」
「そうね」
満足そうに頷き合う飛龍と輝夜の後ろから、角鹿と扶鋤が不満そうに言った。
「何故私まで……。仕事があるのですが」
「俺も、こんな散策に付き合っている暇は無い」
「まあまあ、平和なのは良い事じゃねえか」
赤羽が場を纏めるように、ゆっくりと口を開く。
「折角だ。今日はこの辺りで宿を取るか。中々良い温泉があるそうだぞ」
「本当?楽しみね」
「おっ、いいじゃねえか」
「赤羽まで……。全く、何処までのんきなのですか。貴方がたは、どうぞゆっくりなさって下さい」
角鹿は息を吐き、呆れたようにそう言い放った。
「俺も残った仕事の続きをさせてもらう」
「扶鋤もか。色気の無い奴らだな」
「此処まで来たら、思いっ切り寛げよ」
「私達はそうは行かないのです」
五人は賑やかに話しながら、宿屋へと向かった。
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Reservoir Amulet2