02
宿屋へ行く途中、通り掛かった店先に何やら人だかりが出来ていた。
大きな人の声もする。
「何だ何だ、喧嘩か!?」
赤羽が叫び、皆は慌てて駆け付けた。
すると、変わった装束を着ている娘が店主と言い争いをしていた。
双方、一歩も譲る気配は無い。
飛龍は近くにいた少年に話し掛けた。
「何があったんだ」
「あ、いえ……ちょっとお金が使えなくて……すみません。何かいきなり旅してたらたどり着いてしまって……。ここどこか教えてくれませんか?」
「此処ですか?豊葦原の豊国ですが」
角鹿の返答に、少年は納得したように頷き掛けてから目を見張る。
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Reservoir Amulet2