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「ああ……って、豊国!?……まさか、つかぬことをお尋ねしますが、今って『平成』ですよ……ね?」

それを聞いた輝夜は、不思議そうに首を傾げる。

「へいせい?何それ?聞いた事無いわね」

「……あのバカ作者……。タイムトラベルかよ」

少年は怒りのこもった呟きを落としてから、皆の方へ向き直った。

「すみません、何かもう……。あ、俺は鴻儒緋岐といいます。あっちが瑞智紗貴。ちょっとこの国に来るの初めてで……通貨用意し忘れてしまって困ってるんですよ」

「そうなのか。しょうがねえな」

赤羽は朗らかに笑って続けた。

「じゃあ払ってやるよ、飛龍が」

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Reservoir Amulet2