05
その言葉に、角鹿がやれやれと息を吐きながら頷く。
「それはもう、いつもですよ」
「ちょっと待て。それは俺のことか!?」
慌てて尋ねた緋岐を、紗貴は笑顔で流した。
「さあ?それより、ホント何だか、いきなりお世話になっちゃってすみません」
「気にしないで。困った時はお互い様よ。さあ飛龍、皆様を案内しましょう」
「……何故俺なんだ」
会話を交わす飛龍と輝夜に、紗貴は深々と頭を下げる。
「ありがとうございます。親切に……」
「何か、苦労してるんですね……」
緋岐に同情するように肩に手を置かれ、飛龍は諦めたように調子を変えて告げる。
「まあ良い。この際だ、着いて来い」
「飛龍、さすがー」
「なるほど……」
紗貴が不意に輝夜に耳打ちをした。
「輝夜ちゃん、飛龍さんが好きなんだ?」
「はあ。まあ、好きね。私がいないと、すぐに無茶する人だから。私がしっかりしていなくてはならないけれど。本当、仕方の無い人なのよ」
「あらま、何かもう判り合っちゃって……。これはもう、女同士語り合わないとね!さあ!裸の付き合いといきましょうか!」
そう言うなりむんずと輝夜の腕を掴み、紗貴は皆と共に宿屋へと向かった。
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Reservoir Amulet2