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鏑はそんな二人を、しばらく無言のまま見詰めていた。

しかしそれ以上追求はせず、沈みがちな空気を変えるように明るい声を出す。

「報告、有り難うな。皆疲れてるだろうし、今日はもう休んでくれ」

「はい」

軽く頭を下げて、四人が部屋から出て行く。

ドアが閉まると、鏑は頭をかきながら言った。

「ったく、何かあったって事位、すぐに分かるぞ」

そろそろなのだろうか。

夢見るような穏やかさが、変化する時。

訪れる変化に傷付く事を恐れずに。

彼等は進んで行くのだろうか。





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