07
太刀を握り締め、振りかざす。
下ろした刃は空気を切り裂き、人の形をした影を消し去る。
「なめんじゃねえぞ!」
鏑も大剣を振り回し、大いに暴れていた。
これまで直接の戦いには出ていなかったようだが、かなり腕は立つようだ。
白衣姿より、こちらの方が似合っている気がする。
「どうした、氷月」
視線に気付いたのか、鏑が訊いて来た。
「……別に」
氷月の反応に怪訝そうな顔をした鏑は、急に納得したような顔をする。
「俺の強さに驚いたんだろう。こう見えて俺は、昔は鏑の大番長なんて呼ばれて、ちょっとは名を馳せてたんだぞ」
「何、それ」
そんな会話を交わす間に、周りを取り囲んでいた影魂は全て鎮静されていた。
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Reservoir Amulet2