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例え影だけだろうと、本体ではなくとも。

相対すれば、分かるだろう。

『まだ、我と戦うつもりか。まがりなりにも剣を取る者ならば、分かるだろう。我には及ぶまいと』

「はっ、関係ねえよ!」

鏑は言い捨てると同時に相手に斬り掛かった。

しかし影は瞬時に移動し、空を切り裂くに留まる。

「直接出て来る度胸も無いくせに、でかい口ばっか叩くんじゃねえ」

少しも動じる事無く大太刀を構え直し、挑発めいた言葉を並べる。

「俺はな、てめえのやり方が気に入らねえんだ。絶対に懲らしめてやるぜ」

普段のやる気の無さそうな姿とは全く違う。

一気にガラが悪くなったような気がする。

でも、はっきりと分かる。

鏑が今、本気なのだと。

本気で怒っているのだと。

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Reservoir Amulet2