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「今だ!引きずり出すか、押し込むぞ!」

機を計った鏑が叫ぶ。

氷月はそれに合わせて太刀を振りかぶった。

力を込めて振り下ろした瞬間、確かに太刀から力が放たれるのが分かった。

続いて、何かを断ち切ったような手応えがあった。

影魂との戦いでは、そんなものは無い筈なのに。

訝しんだ途端、空中に漂う何本もの黒く細い影を見た。

(糸……?)

それには見覚えがあった。

大晦日の夜、一瞬だけ目にした。

空中に張り巡らされた、黒い糸のようなもの。

それが断ち切られたという事は、頭領の影魂とあの糸は繋がっていたという事だろうか。

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Reservoir Amulet2