06


見詰める瞳は静かだ。

消えても構わないと、自分なんてどうなっても良いと。

そんな投げやりな気持ちでいるようには見えない。

だから、氷月は頷いた。

信じようと思った。

自分達に力を貸してくれる、この巫女を。

「……あんたさ」

「はい」

「人の形をとった想いの化身って言ってたけど。どうして、いつからその姿になったんだ?こうしてる分には人にしか見えないけど、始まりはそうじゃなかったんだよね?」

気になっていた事を尋ねると、翼は首を傾げた。

「始まり……。どうだったのでしょうね。ずっと、人を見ていたような気はするのですけど。もう自分でも分からなくなってしまいました。遥か昔の事ですから」

「……そう。いつか分かるといいね。そしたら、あんたはきっと」

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Reservoir Amulet2