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どうしてこんなにも美しい人が、側にいてくれるのだろう。
自分の方に、手を伸ばしてくれるのだろう。
こんな美しく、優しい人が。
溢れそうになった涙をこらえ、ゆっくりと腕を伸ばす。
やがて触れた神無の手を、しっかりと握り締めた。
一度は失われて、もう戻らないと思っていた温もり。
熱い感情が、願いが燃え上がる。
静かで強い炎のように。
天まで届きそうな程に、狂おしいまでに。
燃え盛り、渦を巻く。
守りたい。
守り抜きたい、ずっと側で。
「……僕達がする戦いは、あの悲劇を無かった事にする為じゃない」
誓いを込めて言うと、神無も頷いた。
「その先にある幸せへ、辿り着く為に」
あの慟哭さえ、意味のある事だったのだと。
全てはいつか待っている筈の幸いへと還る為に。
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Reservoir Amulet2