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慟哭が溢れる。

何者にも止められない、魂の根底からの。

己の全てを吐き出すような叫び。

そこに込められているのは、無情な世界への呪い。

神などいない世界への呪い。

こんな事態を招く切っ掛けとなってしまった自分への呪い。

けれど、もう遅い。

どんなに泣いて叫ぼうが、世界を己を呪おうが。

辿り着いたのは、それまでの自分が積み重ねて来た生の証だ。

だから、この手に出来るのは、きっといつでも。





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Reservoir Amulet2