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「神無!行こう」
「ええ」
二人は左右に別れ、頭領から繋がる帯を次々に断ち切った。
武器には、翼が祈祷をしておいてくれている。
だから頭領に力を与えている糸を切る事も容易い。
武器を振り下ろす度、断ち切る度、確かな感触がある。
自分に降り掛かって来るのを感じる。
生に対する絶望、世界に対する失望。
誰かに対する憎しみ、恨み。
集まり積もり凝り固まる人の思念。
かつては自分も心の底にいつも渦巻いていた。
破滅を願う冷たき感情。
それは確かに世界を構成する基に直結し、いずれは全てを覆い尽くし滅ぼすだろう。
気を許せば流されそうになる、大きな渦。
けれど、その中で。
どん底まで落ちて行くような絶望の中、たった一つでも。
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Reservoir Amulet2