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屋上は暖かな光が降り注ぎ、吹き抜ける風が心地良い。

以前に此処で話してから、二人で過ごす時には度々こうして屋上に上がる。

時々、同じように時を過ごしている勇とひかりがいて、こっそり引き返す事もあるけれど。

今は、屋上には誰もいなかった。

「良いお天気。もう、すっかり春ね」

「そうだね。神無と春を過ごすのは初めてだ」

「そういえば、そうね。向こうで出会ったのが夏で、それから秋と冬を一緒にいて」

また冬に巡り会った。

神無月の光の中で。

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