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今はまだ、分からない事や理解出来ない事も多い。

それでも、自分のするべき事ははっきりしていると思えた。

「分かった」

「氷月さん?」

首を傾げた神無に向かい、迷い無く告げる。

「僕もあんたらに協力するよ。僕に出来るのは戦いの協力位だけどね」

「でも……良いんですか?」

戸惑いがちに尋ねられ、はっきりと頷く。

「此処は、今を生きるあんたらの世界だ。過去の人間が乗っ取るなんておかしいだろ。……それに」

もしかしたら、自分が此処に来たのはこの為なのかもしれない。

「やっぱりあんたが戦うのは危険だから。僕が守るよ」

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