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そしてしばらく後に入れ代わりで近付いて来た守も、見慣れぬ人物に近付いた途端に硬直した。

「え、ええと、永倉さんですよね。警部から聞きましたけど、協力して下さるそうで有り難うございます。あ、僕は繁森です」

挨拶を済ませて現場を見る為に歩き出しながら、守は大地に向かって小声で言った。

「間無さん。一体何者なんですか、あの永倉さんって」

「火影の大番長と呼ばれていて、大きなネットワークを持っているらしいぞ」

「大番長って、何でそんなやばそうな人を連れて来たんですか」

「事件解決に協力してくれるからだ。もう聞いたんだろう?」

すると守は一層声を潜めて言った。

「で、ですけど、実はあの人こそ事件を起こしてそうじゃないですか。それも殺人事件を。どうしてそんな人と知り合いなんですか」

「それは我らが巫女様に訊いてくれ」

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