06
大地は考えながら佇む巫女の方へと歩み寄った。
「こんにちは、大地さん」
笑顔で頭を下げる翼を見詰め、眉を寄せる。
洋服を着る時もあるとはいえ、普段はこの格好なのだ。
仕舞い込まれて使わない物など贈ったところで意味は無い。
「……あの?」
視線を怪訝に思ったらしい翼が、控え目に口を開く。
「どうなさいました?もしかして、まだ体調が悪いとか」
「いや、そうじゃない。それより、今のは……」
少年が歩いて行った方を見やりながら言うと、翼もそちらに目を向ける。
「私のお知り合いの方です」
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Reservoir Amulet2