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「初めまして」

「こちらこそ、初めまして。貴女が相談に乗ってくれるの?普通の女の子に見えるけど」

「その点に関して心配は不要です。彼女程、頼りになる人はいません」

メニューを開いて翼に見せながら、大地は口を挟んだ。

それから隣の洋装の巫女に目を向ける。

「言っておくが、煎餅は無いぞ」

「わ、分かっています!こういうお洒落な喫茶店では、私だって紅茶を飲みますよ」

「そうか。じゃあ紅茶だな」

注文を済ませ、女性の方に向き直って切り出す。

「すみませんが、先程の話をもう一度彼女にして頂けますか」

「ええ、良いわよ。相談と言う程大した事じゃないって思われるかもしれないけど」

女性は、そう前置きをしてから語り出した。

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