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そう言った時、向こうから守が駆け戻って来た。

「か、間無さーん!」

ただ事ではない様子に急いでそちらを見ると、守の後ろには一人の女性が着いて来ていた。

その姿が視界に入った途端、動けなくなる。

「間無さん、ちょっと……あれ、天承さん?」

近付いて来た守は、翼に気付いて目を見張った。

「こんにちは、繁森さん」

「こんにちはー。いやあ相変わらず、巫女さん姿神々しいですね」

にこやかに挨拶をしてから、大地に向き直って本題に入る。

「間無さん、聞き込みをしていたら、こちらの女性が是非会いたいと仰いまして」

「久し振りね、大地」

趣味の良いスーツに身を包んだ女性が、大地に目を向けて笑みを浮かべる。

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