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「もう、間無さんはどうして美人の知り合いが多いんですか!世の中は不公平です!」

耐え切れなくなったように守が叫ぶと、翼までもが腰に手を当てて不機嫌な顔をした。

「大地さん!どちら様ですか、こちらの綺麗な女の人は!」

「……急にどうしたんだ、貴女まで」

「いえ、特に意味はありません。何となく雰囲気に乗ってみただけです」

他意は無い様子でけろりと答えた翼に対して、守が叱るように言う。

「駄目です、駄目ですよ!天承さん、もっと言ってやって下さい!」

「何か勘違いしているようだが」

放っておいたら埒が明かないと判断し、大地は口を挟んだ。

「この人は、俺の姉貴だ。結婚したから俺と名字は違うがな」

紹介された女性はにっこりと笑って頭を下げる。

「初めまして。大地の姉の紅野【こうの】千景【ちかげ】です。いつも弟がお世話になっています」

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