16


「ね、翼ちゃん。ながレンジャーの衣装、絶対似合うわよ!着てみない?サイズが合わなかったら手直しするから」

「え、あの……」

「うわあ、僕も見てみたいです!……あ、ちょっとばかり」

勢い良く賛同した守は、大地の視線を受けて控え目に付け足した。

「それじゃ、そういう事でこっちに来て!皆に紹介しないと」

「ち、千景さん、少し待って下さ……」

千景は戸惑う翼を引きずるようにして連れて行ってしまった。

「…………」

「か、間無さん。そんな殺し屋みたいな目で睨まないで下さいよ。僕のせいじゃないですよ?」

「それは分かっている」

「その割に目が怖いですけど。でも、間無さんもお姉さんには敵わないんですね」

大地は頭痛を堪えるように額に手を当てた。

- 72 -






[*前] | [次#]

しおりを挟む


ページ:



Reservoir Amulet2