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「ああなったら誰にも止められない。職業病みたいなものなんだろう。姉貴は和風の服をデザインする事が多いからな」

ながレンジャーの衣装を見た時点で気付くべきだったが、今更悔やんでも仕方無い。

こうなったら最善を尽くして事態に対処する。

「とにかく、何かあったら彼女にも被害が出る。ショーの最中、目は離せないな」

「そうですね。取り敢えず、天承さんに注意するように言って来て下さい。その間、僕が此処で見張りをしてますから」

「分かった」

含みのある笑顔を浮かべる守を不審に思いつつも、翼と千景が歩いて行った方へと向かう。

ステージの裏手にある控え室に入ると、満足げな顔をした千景が奥のドアから出て来るところだった。

大地の姿を見て、千景は閉めたドアの方へと目を向けながら言う。

「翼ちゃんに試しに着てもらったのよ。あんた、ちょっと会って来なさいよ」

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