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「ああ。だが貴女もきちんと休んだ方が良い。体を壊したら大変だろう」

「はい。気を付けます」

素直に返事をしてから、悪戯っぽい瞳で付け足す。

「でも、それは大地さんも同じですよ?お仕事が忙しいんですし、一人暮らしでもきちんと栄養のある食事をして睡眠をとって下さいね。大地さんみたいな方は、疲れて心が弱ってしまうと憑かれ易いですから」

「……怖い事を言わないでくれ」

自分の経験を思い出した大地が思わずうんざりした顔をすると、巫女はからかうような口調で言った。

「もてる方は大変ですね。右肩が重かったらご相談を」

内容は全くもって冗談にもならないが、普段大人びている巫女のこんな表情を見れた事は何となく嬉しかった。

年齢よりも落ち着いていて他人には見えないものを見ているからだろうか。

時折接する人と距離を置いているように感じる時もあるけれど。

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