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その瞬間、誰かが足音を響かせて神社に飛び込んで来た。

「こんにちはー!」

明るい笑顔で元気に挨拶をした少年の後ろで、もう一人同じ年頃の少年が息を切らしながら途切れ途切れに言う。

「こ……こんにちは」

「こんにちは。ようこそおいで下さいました」

翼は穏やかな声で二人の来訪者を迎えた。

「由貴さんに敦さん、お会い出来て嬉しいです」

「な……!?」

呆然としていた大地は勢い良く立ち上がり、二人の方へ歩み寄った。

「由貴さんと敦さんって、まさかあの、『沙羅夢幻想』で活躍中の?」

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