03


「朝っぱらから何だよ!」

「これ!これ見てくれよ!」

由貴がポケットから勢い良く取り出したのは、近くのスーパーの初売りのチラシだった。

「何だ?お前、お遣いでも頼まれたのか?でもこれ、三日までだからもう終わってるぞ?」

「違うって!裏だよ、裏!」

「裏?」

怪訝な顔をしながら敦がチラシを裏返すと、そこには何やら沢山の単語が並んでいた。

吉兆吉相吉祥……。

「何だ、これ?」

「初詣で引いた皆のおみくじにさー、こんな言葉が書いてあったんだ」

- 3 -






[*前] | [次#]

しおりを挟む


ページ:



Reservoir Amulet2