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「そうしんみりするなって!また会えるんだからさ!」
「……っ」
思わず見詰めた敦に、満面の笑みが向けられる。
「会いたいって思ってれば、会えるって!人の気持ちって強いんだからな!」
「そうだな」
たった一言で、一緒に笑いたくなるから不思議だ。
敦は並んで立つ大地と翼に向き直った。
「じゃあ、また」
「はい。またいつでもいらして下さいね」
「待っているからな」
笑顔で手を振る二人に見送られ、由貴と敦は神社を後にした。
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Reservoir Amulet2