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にこやかに応じた男性が、敦の方を向いた。
「おはようございます。僕は黒曜【こくよう】、この店の店主をやっています」
「あ……おはようございます。俺は高条敦です」
反射的に挨拶を返してから、敦ははっとして尋ねる。
「あの、どうして俺の名前を……?」
「いつも携帯小説を拝読しておりますから。由貴くんのことも貴方のことも存じておりますよ。そのせいか、何だか初めて会った気がしませんね」
「はあ、携帯小説?」
「ええ、そうです」
黒曜はレジがある小さなカウンターの上に置いてあったノートパソコンを開いた。
慣れた様子で操作をして、すぐに画面を二人の方へ向ける。
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Reservoir Amulet2