05


「こちらが梨藍さんのサイト『沙羅夢幻想』のトップページですよね」

「そうそう!此処から俺達の小説が読めるんだぜ!」

「そうなのか!?俺、知らなかったぞ!?」

驚きの連続に声を上げた敦に、由貴は胸を張って続ける。

「しかも俺、主人公なんだ!だから最近、ポーズまで考えたんだぜ!太陽にかわって、成敗だ!」

叫びながらポーズを決めた由貴に、敦は思わずしみじみと呟いた。

「そうか。だからこんな無茶な冒険まで出来るんだな」

「何言ってるんだよ!敦だって一緒だろ?」

「…………」

当たり前のように告げられて、思わず言葉に詰まる。

それを見た黒曜は、微笑んで言った。

「お二人は本当に仲が良いですね。それで、僕に何か御用がおありですか?」

「あっ、そうでした!この言葉の意味が知りたくて」

- 9 -






[*前] | [次#]

しおりを挟む


ページ:



Reservoir Amulet2