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「うーん……」

華憐の話を聞いた紗貴は、しばらく目を閉じて考え込んでいた。

固唾を飲んで見守る華憐の前で、やがてゆっくりとその瞳が開かれる。

「私には、実際蒼さんが何を思っているかは分からないけど……。でも華憐ちゃんの素直な気持ちを伝えるのは、やっぱり大切なんじゃないかな」

「素直な気持ち……」

「そう。華憐ちゃんは、蒼さんのこと好きなんでしょ?」

「う、うん」

ストレートに訊かれて、思わず頬が熱くなる。

「あー、赤くなってる。華憐ちゃん、結婚してるのに初々しいんだね」

紗貴が意味有りげに笑いながら言う。

「手を繋いだりキスは当然、それ以上の事もしちゃってる訳でしょ?」

「そ、そんな事は……!無い、けど」

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