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まるで夢の中のように、全ての音が消えて。

世界に二人だけのような錯覚に陥る。

「これを受け取ってくれるか?」

そう言って蒼が差し出したのは、手のひらに乗る小さな箱だった。

蓋を開くと、シンプルなデザインの指輪が光っていた。

「蒼……これ」

息を飲んで見詰めると、照れたような微笑が返される。

「結婚指輪、まだ渡してなかったからな。これを取りに行ってたら、此処に来るのが遅くなった。ごめんな」

蒼は箱の中から指輪を取り出しながら続ける。

「やっぱり夫婦の証っていうのは必要かと思ったんだ。でも、だからってお前を不安にさせて良い理由にはならないよな」

「そんな事……。私こそ、ごめんなさい。蒼のこと、疑ったりして」

「いいんだよ。おかげで、熱い告白を聞けたし」

「うう……。何だか恥ずかしい……」

赤くなると、蒼は優しく言った。

「俺は嬉しかったぞ?だから俺からも、改めて誓うよ」

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Reservoir Amulet2