06
驚いたように聞き返した湧碕は、やがて意味有りげに頷いた。
「成程な。あいつも男だもんな」
「な、何か分かったんですか?」
「当然!霄瓊ちゃん、ちょっと一緒に来てくれよ!」
湧碕は返事も待たずに荷物を取り上げ走り出した。
慌ててその後を追い、やがて着いたのは湧碕が住んでいるマンションだった。
「はい、霄瓊ちゃん!」
元気良く部屋に飛び込んだ湧碕から、大きな紙袋を渡される。
「……?何ですか?」
「制服!キャビンアテンダントにナース、タクシードライバーに婦警!他にも入ってるけど。因みに俺のお薦めはナースかな。霄瓊ちゃんにぴったりだろ?白衣の天使!」
「あ、あの。どうしてこれを?」
問い掛けると得意そうに返される。
「静嵐はきっと、『制服を来た霄瓊ちゃんが見てみたい』って言いたかったんだと思うぜ。でもあいつはシャイだから、ちゃんと言えなかったんだな!」
語られる推理に、納得して頷く。
「成程……。有り難うございます、湧碕さん」
「いいって、いいって!あ、荷物増えちゃったよな。車で送ってくよ」
揚々と歩き出す湧碕に続きながら、抱えた紙袋に目を落とす。
良かった。
これで、静嵐の願いを叶えられる。
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Reservoir Amulet2