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促されるままに椅子に座り、口を開く。

「実は静嵐が、『制服』と言っていて。それで私、色々な制服を着てみたのですが……」

「色々な制服?」

「はい。キャビンアテンダントとかナースとか……。全部、お借りした物なんですけど」

その言葉を聞いて、紗貴は真剣に尋ねた。

「静嵐さん、何だって?」

「何も言いませんでした。凄くびっくりして、混乱していたようですけど」

「そりゃあね。静嵐さんには刺激的過ぎたでしょうねー」

こらえ切れず吹き出して、紗貴が続ける。

「あー、私もその場にいて見たかったなー。霄瓊ちゃんのコスプレ姿と静嵐さんの反応」

「こ、コスプレ?」

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Reservoir Amulet2