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「ソムニさん?」

「うん。何?結芽ちゃん」

「どうしてこんな遅くに、こんな所に?風邪をひいちゃいますよ」

訊きたい事は沢山あるのに、何となくそんな質問を出してしまった。

「此処で待ってたら、結芽ちゃんが通るかなあって」

「え?」

「疲れてるの、結芽ちゃん。そんな顔してるよ」

「あ、ええと」

鋭い指摘に、思わず自分の頬に触れる。

すぐに分かる位、疲れた顔をしていたのだろうか。

「私、顔に出てました?」

「うん。何かやつれてるし。眉間にしわ寄ってたし。深ーい溜息でもつきそうな感じだったよ」

ソムニウムは腰を屈め、結芽の顔を覗き込んだ。

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Reservoir Amulet2