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部活が終わり、いつも通り静弥と遼平と一緒に帰ろうとしたところ、花沢さんたちに呼び止められた。
「竹早さん、一緒に帰ろ!」
「わたくしたち、まだあまりお話しできていませんわ」
「せっかく同じ部に入ったんだし、仲良くしよう」
小さい頃からいつも静弥や湊、遼平と一緒に遊んでいた。中学で唯一3年間同じクラスだったのは愁。部活でも先輩によくくっついて教わっていた。全員男子だ。そのせいか、女友達が数えるほどしかいなかった。
「う、うん、こちらこそ、よろしく……」
「竹早さん緊張しすぎ!」
「女子の友達、全然いたことなくて」
「そうだったんだ。そういえば、山之内くんと知り合いだったんだよね?」
花沢さんは気さくな感じで話しかけてくれた。
「うん、遼平と湊は幼馴染。遼平は小5のとき引っ越してこの前再会したばっかりだけど、湊は小学校入る前から」
「ずいぶん長い付き合いなんですのね」
「静華がどうして小野木の扱いが上手いのか、わかった気がする」
「え、そう……?」
妹尾さんの言葉に花沢さんと白菊さんも頷いていた。
それから4人で一緒に帰りながらお喋りして、お互い名前で呼ぼうということになった。新鮮だ。
「お互い、個人戦頑張ろうね!」
別れ際、ゆうなにそう声をかけられ頷き合う。
女子ってなんかこう、大人だなぁ……。