合宿2日目-朝-1
※二階堂、不破との3P要素あり注意
※一部夢主攻めあり
合宿2日目の朝。
起きてまず目に入ったのは自身の布団に入りつつ上半身を起こした二階堂だった。そして、聞こえてきたのはシャッター音。
「……お前、何してんの」
「っ!? ……なんだ不破か。決まってんだろ、先輩の寝顔を撮ってる」
「うーわ」
「静かにしろよ。先輩が起きちゃうだろ」
起きちゃうだろ、って。かわいい言い方しても行動がコワすぎんだよな。
スマホを構えて色んな角度から愛生さんの寝顔を撮っている二階堂。
「えっ。つーかお前、愛生さんと一緒の布団……」
「先輩が寒いって言うから」
「お前、よく手ぇ出さなかったな。すげえよ」
すやすやと寝ている愛生さんは夜中のうちに二階堂の布団に潜り込み、一緒に寝ていたらしい。
キャミソールの胸元からは、見事な谷間がこんにちはしている。こんな美女と密着して同じ布団で何もしないって、もしかして二階堂には性欲がないのか……?
「出すわけないだろ、こんなところで」
「なるほど。2人きりなら遠慮しないってわけね」
ふん、と顔を逸らされたがこれは肯定だろう。二階堂にも性欲があることがわかって一安心。
「ーー二階堂、それほんと?」
「え。うわっ!?」
愛生さんの声が聞こえたと思ったら、二階堂が布団に吸い込まれた。軽くホラーだ。
掛け布団がもぞもぞと動き、中からかすかに声が聞こえる。
「せんぱ、……っだめだって……!」
今すぐ布団をはいでやりたいところだが、さすがに二階堂がかわいそうか。
*****
数分後。
一向に出てこない2人にしびれを切らし、布団をはぐことにした。
太田黒と先輩らは朝シャンに向かったからしばらく帰ってこない。多分。
「失礼しまーす。って、おわっ!?」
真っ赤な顔で口を押える二階堂と、その股間に顔をうずめる愛生さんが出てきた。
「ん、不破、なに?」
「何って、あんたらマジ何やってんだよ……」
平然とした様子で聞いてきた愛生さん。しかしその手には二階堂のモノが握られているし、さっきまで舐めていたのか唇が濡れている。えっろ。
「だって朝勃ちしてたんだもん。不破もする? 手伝ったげる」
「えっ、いいんすか!?」
「いいわけな、っあ、先輩……っ」
二階堂が反対しようとすると、舌で亀頭を攻められてなすすべがなくなる。
何やってんだと一応ツッコミはしたが、愛生さんに誘われてしまっては断れるはずもない。
手招きされて愛生さんの横に立ち、ハーフパンツを下ろした。
「不破も元気だね」
「っふ、そりゃ、健全な男子高校生っすから」
パンツの上からそこを撫でられて、思わず声が漏れそうになる。
右手で二階堂の、左手で俺のを触る愛生さん。秒で勃った。
「愛生さん、直接触ってもらえないっすか?」
「いいよ。ーーあ、ちょっと待ってね」
愛生さんは俺たちから離れ、枕元に置いてあったメガネをかけたあと、壁際に置いていた荷物を漁った。何を取り出すのかと思えば、ゴムだった。まさか持ち歩いてんのかこの人は。
「二階堂、そんな顔しないでよ」
「だって先輩が……」
ものすごく不満そうながらも下半身は元気な二階堂。愛生さんはゴムの封を開けて、二階堂のモノに被せ始めた。
「二階堂は特別、ね?」
「!?」
愛生さんははいていたホットパンツを脱いで、キャミソールにパンツだけの姿になった。
そして寝転がったままの二階堂にまたがり、パンツを少しずらしてそこを見せる。
「んっ、ね、二階堂、入れるから見てて」
「え〜、二階堂ばっかずりいよ愛生さ〜ん」
「え〜、だめ? っあ、はぁ、なんか、いつもより熱い」
「先輩の中も……っ」
AVカメラマン的なポジションでそんなやり取りを見ていると、急に性器を握られて一瞬息が詰まる。
「ん、不破、油断してたでしょ」
二階堂のが入ったまま俺のを扱く愛生さんは、ゆっくりと腰を動かし始めた。
「ん、二階堂のきもちい……」
「待って、せんぱ、っん、出るって……っ!」
「え、早くね」
俺がついそう言うと、二階堂にはめちゃくちゃ睨まれたがそれも一瞬のことだった。
「だめ、我慢して」
「ぅあ、すごいっ、それ……っ!」
愛生さんが腰を擦り付けるように前後にグラインドさせると、二階堂はもはや俺を気にする余裕もなくなって喘ぐばかりだ。つーか愛生さん、腰使いエロすぎんだろ……!?
「ふふ、不破のもびくびくしてる」
「そりゃ……」
「てか、不破おっきいね」
「えっ、あぁっ、く、愛生さん、待っ……!」
愛生さんはさっきまで二階堂にしていたように、俺のを口に咥えた。熱い口内と動く舌で刺激されて、俺も思わず声が出てしまう。
あの二階堂があれだけ喘いでいるのも納得だった。絶対愛生さん以外にはそんな姿を見せたくないだろうに、こんなのに抗えるわけねえわ。
「先輩、なんで不破ばっか……!」
「おいおい、俺ばっかって。こっちからしたら、いっつも二階堂ばっか良い扱いされてるように見えっけど?」
今だって"二階堂は特別"と言われて挿入までしているのに、愛生さんが俺のを舐めているのが気に食わないらしい。まあ、俺も逆の立場だったら同じようなことを思うだろうけど。
「こら、ケンカしない」
そう言った愛生さんは腰の動きを速くして、二階堂を攻めたてた。めちゃくちゃ羨ましい。
「っあぁ、せんぱ、も、出る……!」
「んっ、いいよ、ぁっ、あ、あっ、ん……っ」
愛生さんがそう言うと、二階堂は愛生さんの腰を掴んで突き上げた。
二階堂も小さく声を漏らしながら、愛生さんの中でイッたようだ。やっぱりくっそ羨ましい。
「ん……ふふ、二階堂、いっぱい出たね」
言われたいセリフNo.1だろそれ。
俺がそんなことを思いながらいちゃついている2人を見ていると、不意に愛生さんが俺の方を見上げた。
「不破お待たせ、イかせてあげる」
「えっ、それって中ーー」
「んなわけねーだろ」
「ですよね」
俺の願望を否定したのは二階堂だ。愛生さんは首を傾げている。
「先輩、考えないでください。だめに決まってるでしょ」
「だめだって。どうしたい? 入れる以外で」
「じゃあ、胸、触りたいっす」
めちゃくちゃ悩んだ。が、愛生さんといえばやっぱ胸だ。
「はい、どうぞ」
俺の正面に体を向けた愛生さん。中には二階堂のがまだ入っている。
未だキャミソールに隠されたそこを服の上から両手で掴んだ。
「うわ、柔らけ……」
「挟む?」
「いいんすか!?」
愛生さんは返事の代わりにキャミソールとブラを脱ぎ、二階堂のを中から抜いて、ずらしたままだったパンツも取っ払った。
そして二階堂のモノから使用済みのゴムを取る。
当たり前だが、愛生さんの裸なんて初めて見た。デカいしきれいだし、細いのにムチムチしている。いやマジで二階堂が羨ましい。
「あ、不破ちょっと待ってて。ーー二階堂、きれいにしてあげる」
愛生さんは出し終えて若干萎えているモノに、再び舌を這わせた。
「はっ、あ、せんぱ、今むり、無理だって……!」
「んっ、ふふ、また勃ってきた。元気だね」
敏感になっているこのタイミングでその舌使いはヤバい。二階堂は口を押さえて我慢しようとしているが、声が漏れてしまっていた。
「愛生、あっ、またでる……っうぅ」
「んっ、ふ、んむ、こほっ、ん」
口内に出された愛生さんは少し苦しそうにむせながら、じゅるじゅると音を立てて搾り取っている。
二階堂は恍惚とした表情でその光景を見ていた。羨ましい、けどどんなAVより最高に抜けるシチュエーションだった。
「みてふわ」
「え、俺?」
二階堂の股間から顔を上げ、俺を見上げた愛生さんは、口を開けて舌の上に乗った白濁液を見せてきた。
「ふぉ、ほおぇ、あ」
「なんて?」
と聞き返すと、愛生さんの口の端から二階堂の精液がこぼれて胸の上に落ちた。
「ん、っふ、ん"……っ」
眉根を寄せて口内のものを飲み込んだ愛生さん。二階堂は慌てて起き上がり、愛生さんの背中をさすった。
「愛生、……先輩、それ無理して飲むなって言ってるだろ」
「だって、二階堂のだし……」
それを言われたら強く言い返せなかったのか、二階堂は少し照れた様子というか、嬉しそうな表情になる。
……この人ら、俺のこと忘れてね?