【宇髄視点】

新しく水柱になった男、冨岡義勇。端的に言って地味な奴だった。

「こういう顔の隊士を見たことはないか?」

その地味な男に、なんか派手に変な絵が描いてある紙を見せられていた。

「なんだこれ。人間か?」

「鬼殺隊にいるはずだ。女性の隊士なんだが」

「女って……なんだ、お前の女か? それとも一目惚れでもしたか」

冨岡は無表情のまま黙った。なんだよ無視か? 地味だなオイ。

「知らねえな。つーか、その絵じゃ人間かどうかもわかんねえよ」

「……そうか。では失礼する」

なんだアイツ。派手に意味不明だ。

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